成長日記



最先端の技術で大事な果実に潤いを。
灌水(かんすい)とは、水やりのことです。リバーファームでは、灌水設備の先進国イスラエルで開発された点滴灌水を取り入れています。

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瀬戸プリンセス せとか
瀬戸プリンセスせとか 6cm 5cm
灌水

4月から続けてきた灌水もふんだんに与えるのは8月で終わりです。点滴灌水で1棟につき、1週間に1回8時間ずつ水を与えてきました。

バルブを開けると、地下からくみ上げた冷たい水が点滴チューブを通って、ポタポタと落ち、土へゆっくり浸透させます。この点滴チューブにもバルブがついていて、傾斜のある土地でも、まんべんなく水を行きわたらせることができます。

冷たい水が、木や果実に良い効果をもたらすという実証はありませんが、他県では、野菜を冷水栽培をしている農家があり、病原虫がつきにくいといった効果もあるようです。

今は、実がすくすく大きくなってきています。通常、9月から一斉に灌水をやめ、水きりをして糖度をあげていくのですが、ここでは少しずつ灌水を減らしていきます。また、ハウスを1棟ずつ離して立てているため、雨が降ると多少ハウスの中にも流れてきます。
そのあたりも考慮して、8月下旬の灌水を調節しなければいけません。水を与えすぎると、糖度が上がらず、「瀬戸プリンセス」は割れやすくなります。そこは腕の見せ所です。

灌水

8月は仕上げ摘果の時期でもあります。

葉果比は100枚として、このくらいになると、傷がはっきりしてくるため傷があるものは摘果します。
「瀬戸プリンセス」は今、直径6.0cmぐらいで、順調に育つと3Lぐらいになります。
「せとか」は今、直径5.0cmぐらいで、順調に育つと3Lぐらいになります。

「せとか」は、実がぎっしり詰まっていて、他の柑橘よりも重たくなります。
今の時点では、「瀬戸プリンセス」より小さく思えますが、収穫が2ヶ月以上も後で、その分まだ成長していないのです。選び抜かれた果実たちは、秋へ。いよいよ実りの季節へと向かいます。

「ファーマーのつぶやき」
「いくら(ハウスが)屋根掛けネットで風通しがいい言うてもね~・・・ 8月は暑かろ。」
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